INAX出版　1987年、83ページ、ソフトカバー、size:210×205mm、日本語。

日本建築の模型に注目して、様々な図版や論考を集めた書籍。古典から近代、現代まで様々な模型の写真を収録。
表紙の模型は、篠原一男による「東京工業大学百年記念館」の模型。

■収録されている論考
・模型的志向　「縮減」の概念をめぐって　多木浩二
・模型と図面　西洋建築史にたどる　長尾重武
・なぜ建築の模型をつくるか　文化財保存の立場から　宮本長二郎
・確かな裏付けをもって　博物館展示と模型　佐々木朝登
・建築と模型とのあいだ「折り紙建築」にいたるまで　茶谷正洋
・模型アポリア　ランドスケープ・アーキテクチュアの場合　上山良子
・「起こし絵図」と私　二つの復原を手がけて　早川正夫
・桂離宮の模型をつくった　森蘊
・「放蕩模型」顛末　鈴木了二
・「人情裏長屋」模型版　三浦宏
・それぞれのこだわり　現代建築家と模型　荒井朝江
・手稿から復原されたダ・ヴィンチの模型　青木国夫
・ソウル徳寿宮石造殿模型譚　冨井正憲
・古い建築物を木造モデルで保存 「日本模型新聞」から
・細心に、そして気ながに　模型工房を訪ねて　絵と文 穂積和夫

状態：裏表紙にヤケあり、背にヤブレがあります。