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difott 2 way tote bag two tone



















product name:difott 2 way tote bag two tone
size:42×34×14(cm),length of handle 28(cm),shoulder strap 80 (cm)
material:paraffin canvas (cotton)
color:black

※この商品は新品です。
※サイズには多少の誤差がある場合がございます。
※実物の色は画面上ではうまく表現されていない場合があります。
※パラフィン加工の黒いキャンバスを使用しているため、縫製過程で、
少しの光沢や少し白くなっている部分があります。生地独特の仕様と
してご理解ください。


*difottの名前について

difott(ディフォット)は、「design is form of thought」というセンテンスの頭文字などをまとめた造語です。日本語に訳すと「デザインとは"考え"の形である」という様な意味となると思います。つまり、デザインというのは、形を作る事が第一にあるのではなくて、そのモノについての"思考"や"考え"を形にする事であるという意味です。これがdifottのブランドコンセプトとなっています。このセンテンスは、著名な建築批評家のエルウィン・ビライ氏の言葉「architecture is form of thought」に由来しています。ここで、彼の言う「建築」の定義が「デザイン」全般にも当てはまるのではないか。という考えのもとに「design is form of thought」というオリジナルなセンテンスを作りました。

*デザインのコンセプト

ブラックのパラフィンキャンバスを使用したトートバッグです。手提げ用の持ち手と、肩にかけるためのショルダーストラップがついています。バッグ自体の構造は、持ち手の間の両面と底部分において生地を二重に使うという、「color zip tote bag」で試みた方法を継続して使用しています。今回は、difottとしては初めての背負うためのバッグと言う事で、背負った時の見え方や、ショルダーストラップを使用しない時の収まり方がデザインする際のポイントとなりました。バッグ自体のプロポーションは縦長で、厚みも薄くしています。これは、背負った時の見え方はもちろんの事、荷物が底の方にたまり、落ちにくくなるといった実用性も考慮しての事です。ショルダーストラップは、一般的なバッグのそれに比べて短めの設定です。背中のできるだけ上の方にバッグが位置するように考えました。それは、バッグがバッグ本体が背中の下の方に位置すると、だらしなく見えてしまうからです。そして、ファスナーとネームの位置も、バッグの重心が上部になるように、今までにつくったバッグに比べ、上部になるようにデザインしました。そして、ショルダーストラップは、バッグ本体の前面に取り付ける事としました。様々な取付方を検討しましたが、これが、実用的な側面と、美的な側面を両方とも解決してくれる方法でした。ショルダーストラップが、バッグ前面に取りついている事で、背負ったときにバッグの口元が自然に閉まります。つまり、荷物が落ちにくくなる事や防犯上の問題などの実用的な問題を解決しているのです。そして、手提げとして、使用するときにショルダーストラップが、綺麗な曲線を描いて、バッグ前面にしっくりと収まります。この曲線は、カテナリー曲線と呼ばれる、重力によって生まれる曲線で、アントニオ・ガウディが自身の建築(サクラダ・ファミリア教会)で使用していた曲線でもあるのです。また、以前から、一般的に世の中に流通している2wayタイプのバッグを観察していたのですが、片方の使い方をした時には、もう片方の使わない方のパーツが、ひどく邪魔なものに見えていました。difottの2wayバッグでは、どちらの使い方をした時もそれぞれのパーツが邪魔にならず、デザインの面白さ、美しさを引き出すものとして、機能するように考えデザインしました。

このツートンタイプは、「two tone zip tote bag」と同様のコンセプトでデザインしました。他のニ型にはない、「軽さ」を、バッグに取り込むために、底部分の生地をキナリに貼り変えています。それは、軽やかなイメージを持つスニーカーの底の色に使われる色がホワイト系であることからインスピレーションを受けたものです。

*パラフィン加工について

また、この帆布にはパラフィン加工が施されております。これは、生地全体にロウを染み込ませて、防水性や撥水性を持たせるといった加工です。ビニールなどの素材が登場する前には、このパラフィン加工を施した帆布がトラックなどの帆に使われていたとのことです。機能的な視点から見るとこのような特性を持った生地です。また、このパラフィン帆布は、デザインという観点から見ても面白い素材です。普通の帆布にはない、少ししっとりとした肌触りが上品さを感じさせてくれます。また、パリッとした固さもバッグに凛とした表情を与えてくれます。そのような意味もあり、この素材を選んでいます。

*difottのネームについて

外側につけられたdifottのネームはブランドのコンセプトをわかりやすく解説するものとなっています。英語で書かれたテキストは「our product is form of thought about life. we make product by deciding proportion, material and light.」です。翻訳しますと、「私たちの製品は日常生活についての考えを形にしたものです。私たちは製品を、プロポーション、素材、その光を決める事によって作ります。」というような意味となります。先に書いたdifottの名前の由来をより、わかりやすく解説する内容となっています。また、ネームの中には、プロポーションに関する数字や、記号がさりげなく盛り込まれています。5:8というのは、歴史的に美しいとされている、黄金比を簡略化した数字です。また、右下の四角形は、その黄金比を含む図形として知られている黄金矩形です。このような、プロポーションについての考えをもとにdifottのプロダクトは作られています。


difott 2 way tote bag two tone
販売価格:

12,800円(税込14,080円)



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